概要
しまったー!間違えたー!
誰もが一度は付け替えた事がある、電球。
「電球を買い替えようと、家電量販店にいってみたら、
種類がありすぎて何を選べばいいのかわからない・・・!」
「適当に買ってきたら、電気がつかない!間違えた!」
なんて事、ありますよね。
私もこの仕事につく前は、電球の種類がわからず
切れた電球をその都度ヤ●ダに持って行っては
「同じの下さい」戦法で店員さんを困らせていました笑
だけど、今は色んな種類の電球があってもっとコスパのいい電球もあるはず。。
ネットでもっと楽々購入できたらいいのに・・・
今回は、そんな電球選びの失敗を回避する、注意したいポイントをまとめてみました!
電球を買う時に注意したい5ポイント
1.口金(くちがね)サイズ
電球の根本のぐるぐる渦巻いてる金属部分、これを口金(くちがね)と言います。
口金のサイズは、主に「E26」「E17」「E12」「E11」の4サイズ。
この「26」は口金の直径(mm)を表してます。
一般的には「E26」が使用されている事が多く、
ミニランプやデスクランプなどの小型ライトに「E17」が使われています。
ちなみに、E17は日本にだけあるサイズなんだとか。E26は世界共通だそうです。
サイズは根本部分や箱に表記されてありますので、
まずはそちらでサイズを確認しましょう!
表記が無い場合は、手っ取り早く自分で実際に測ってしまいましょう。
2.電球の種類
電球の種類で一般的なものには、主に3種類あります。
「白熱電球」「蛍光灯」「LED電球」。
それぞれの電球には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
ざっくりと特徴をあげるとするならば、
「コスパ重視のLED電球、光の雰囲気を重視は白熱電球、その中間が蛍光灯」という感じでしょうか。
電球を使う場所に合わせて、上手に電球の種類を選びましょう!
3.照明器具の直径サイズ
意外と見落としがちなのが、つける照明器具の大きさです。
「口金でサイズは確認し、大きさはOK!」と思って、
いざ器具につけようと思ったら、シェードが邪魔で入らない・・・。
案外、経験したことある方多いんじゃないでしょうか。
照明器具の直径は意外と記載がなかったりするので、
しっかり測ってから買に行きましょうね。
4.明るさ
電球を買う上で、一番ややこしいのが「明るさ」ではないでしょうか。
一般的には、電球の明るさの指標としてよく「W(ワット)数」が使われています。
厳密に言うと、W数は明るさの単位ではなく、「消費電力量」の単位です。
従来は白熱電球が主流だったので、W=明るさで通じたのですが
消費電力の少ないLEDに移行する流れの中で、
新しい明るさの単位「ルーメン(lm)」も使うようになってきました。
一般的に、一畳に必要な明るさは
白熱電球で30~40W、蛍光灯で10~15W、LED電球で300~400ℓmと言われています。
ちなみに、ルーメンとWの相関図は、こちらのサイトさんがわかりやすいので
参考にしてみてくださいね。
http://www.tlt.co.jp/tlt/lighting_design/syoene/keisan/led_denkyu/kiso.htm
5.LEDはこんな所にも注意!
LEDへ移行する人も増えてきていますが、
実はLEDは全ての照明器具に対応するわけではありません。
次の様な照明器具は、特に注意が必要です。
密閉型器具
電球の周りをぐるりとカバーが覆っている照明器具のこと。
電球が加熱する危険性があるため、必ず密閉対応型のLEDを選びましょう。
調光機能付き器具
明るさが調整できる調光機能付きの照明器具。
白熱電球は調光器具に対応しますが、LEDは一般的なものは調光には対応していません。
100%点灯でも使用できないのでご注意を。
近年は「調光対応タイプ」のLEDも発売されているので、そちらを選びましょう。
断熱材施工器具
ダウンライトでよく使用されています。
断熱材などが天井に敷き詰められてあり、高温になりやすい器具です。
一般的なLEDは使用するととても危険なので、
必ず「断熱材施工器具対応」と表記されたタイプを選んでください。
まとめ
電球選びのポイント、いかがでしたか?
今回のポイントさえ覚えて置けば、
家電売り場で迷ったり、ネット通販で間違ったものを購入してしまう心配も防げるはず!
電球って人生で付け替える事が何度もある割には、
ややこしくてわからない事が多いですよね。
今回ご紹介できなかった白熱電球とLEDの違いなども、
特集していきたいと思いますので、次回もお楽しみに!